ファゴットリードの作り方
| 道具と材料
私の使用している道具と材料をご紹介します。
<道具一覧>
・硬度計
・シェーパー
・マンドレル&ドライボード
・ギロチン
・メイキングマシーン
・カッターナイフ
・カッティングボード
・ペンチ
・直刃の爪切り
・リーマー
・メジャー
・針金
・糸
・ラッカー
・耐水性研磨紙
・ダイヤモンドヤスリ
・プラーク
・ナイフ
リード材:リーガー社製のシェーパーをかけてないプロファイルドケーン
以前、私も丸材から、ガウジング、プロファイリングをしていましたが、リーガー社製のものの寸法が私にとって最適なことと、本数を作らなければならない今の状態、ガウジングのかけ方が美しく、リードを作っていく工程が効率的であるため、プロファイルドケーンを使用しています。
硬度計:ポトラッツ社製の計測機器
硬さを計り、用意したケーンを分類。
シェーパー:リーガー社製のNo.1,No.2を改良したもの及びNo.12
マンドレル&ドライボード:山下邦彦製
ポトラッツ社製のマンドレルを改良したものでピンとハンドルが分離でき、
ドライボードに立ててそのまま乾燥させることができる。
ギロチン:リーガー社製
メイキングマシーン(Ⅰ):リーガー社製
1982年、私のリードをモデルにオーダーし購入したもの。
メイキングマシーン(Ⅱ):リーガー社製
2006年に購入。モデルは未確認。1983年に購入したものより両サイドを薄く削ることができる。
以上のほかに使用する一般的な道具を紹介します。
カッターナイフ
刃はLサイズ。
(Sサイズのものは刃も薄くケーンに食い込みやすく、Lサイズのものの方が私には使い勝手が良い)
カッティングボード
事務用品の硬質ゴム製。チューブの部分を作るとき筋を入れるとき下に敷く。
ペンチ
リーガー社製。
ドイツのメーカーKNIPEX社製のものをリーガー社においてリード作りに便利なように手を加えてある。
直刃の爪切り
ブレードの先端の角を切る。
リーマー
リーガー社製(スクリュー型)。
メジャー
山下邦彦製。各ワイヤーの位置やチューブの長さを一度に書き込むことができる。
針金
真鍮製 0.65mm、0.7mm
糸
麻糸。
強く引っ張っても伸びなく、締まりが良い。
伸びないと言うことは放した時に縮まないと言うことで、ナイロンのように伸びる糸を使った場合、
糸を巻いた後、糸は縮み、チューブはとてつもなく細いものになってしまう。
ラッカー
透明ラッカー、プラモデル用色付きラッカー。
透明ラッカーを一度下に塗り、その上に色付きラッカーを一度塗ります。
塗り過ぎると音が硬く重くなる傾向になる。
耐水性研磨紙
#240、#360、#400、#800
ダイヤモンドヤスリ
小型の半丸
プラーク
リーガー社製(プラスチック)
フォックス社製(コントラファゴット用 金属製)
ナイフ